アリラン3A号とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アリラン3A号の意味・解説 

アリラン3A号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 00:11 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

アリラン3A号(아리랑 3A호)、またはKOMPSAT-3A(Korea Multipurpose Satellite-3A)は、韓国の多目的実用人工衛星韓国航空宇宙研究院(KARI)と複数の韓国企業がドイツ航空宇宙センターEADS アストリアム社の技術支援を基に開発した地球観測衛星で、2015年3月26日にヤースヌイ宇宙基地からドニエプルロケットで打上げられた[1]

概要

可視光分解能55cm、赤外線分解能5.5mの光学衛星で、2006年から2373億ウォン(約260億円)かけて開発された[2]

韓国の公共衛星としては初めて韓国の民間企業がKARIの支援を受けて開発を主導した衛星である[3]韓国航空宇宙産業(KAI)とAP宇宙航空コンソーシアムが衛星本体、大韓航空ハンファ、トゥウォン重工業、サムスンタレスが部品単位で製作に関わっており、この開発参画企業群はアリラン5号の開発時と同じである[4]。韓国の国産化を示す技術自立度は、システムおよび本体が88.9%、光学搭載体は83.1%とされており[5]、ドイツ航空宇宙センターとEADS アストリアムが光学機器の開発における技術支援を行っている[6][7][8][9]

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アリラン3A号」の関連用語

アリラン3A号のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アリラン3A号のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアリラン3A号 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS