IUCLIDとは? わかりやすく解説

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IUCLID

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/25 07:59 UTC 版)

国際統一化学情報データベース(こくさいとういつかがくじょうほうデータベース、英語: International Uniform Chemical Information DatabaseIUCLID国際統一化学物質情報データベースとも)は、経済協力開発機構 (OECD) HPV英語版欧州連合 (EU) BPR規則(バイオサイド指令の改訂版。2012年7月12日施行)、EU REACH規則 等のデータ提出要件を処理するすべての組織のIT環境で、中心的な役割を果たせるように開発されたJavaアプリケーション・ソフトウェアである。

産業界の関係者、欧州加盟国、欧州化学物質庁 (ECHA) その他興味のあるものであれば、誰でも IUCLIDウェッブサイトから無償でダウンロードして、ローカルコンピュータインストールできる。インストールされた IUCLID を使って、収集した化学安全に関わるデータを整理保管したり、提出用の書類を作成したり、データ交換をしたりするためにデータを export/import することができる。IUCLID のデータ構造の仕様は OECD の Harmonized Template[1] に準拠している[2]

この電子ツールは、OECD の IUCLID user requirement forum[3] や専門家会議でもその仕様が議論されるが、その開発の担当は欧州化学物質庁 (ECHA) であり、ECHA が開設しているIUCLIDサイトより、誰でも無償でダウンロードして使用できる。

このツールとともにそれを補完するいわゆるプラグインツールなどもまたIUCLIDサイトよりダウンロードできる。ただし、欧州の化学安全アセスメントとその報告書作成ツールであるCHESAR (Chemical Safety Assessment and Reporting Tool) は単独のサイト[4]が開設されている。 2012年6月20日に公開されたCHESARバージョン2はもはやプラグインではない。

IUCLID は、プラグインツールも含め全体として、欧州の化学物質規制 (REACH、CLP、バイオサイド、化学エージェント指令 (Chemical Agent Directive) など)の要請に応えるシステムとなってきており、特に、REACH が規定する化学安全アセスメント (Chemical Safety Assessment) 全体のプロセスを支援するものとなってきている。

脚注

  1. Electronic Tools for Data Submission, Evaluation and Exchange in the OECD Cooperative Chemicals Assessment Programme (英語). 2012年2月3日閲覧。
  2. IUCLID5 (英語). 2012年2月3日閲覧。
  3. OECD: スペース: IUCLID user requirement forum (英語). 2012年2月3日閲覧。
  4. Chesar website (英語). 欧州化学物質庁. 2012年2月3日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • IUCLID5 (英語). 2012年2月3日閲覧。



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