IBC前沢ラジオ中継局とは? わかりやすく解説

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IBC前沢ラジオ中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/16 09:31 UTC 版)

送信塔全景

IBC前沢ラジオ中継局(アイビーシーまえさわラジオちゅうけいきょく)は、岩手県奥州市前沢区に置かれていたIBC岩手放送中波放送中継局。奥州市前沢区内や周辺地域へ電波を発射していた。

概要

1954年12月20日、岩手放送(当時)にとって初のラジオ中継局として開局した。当時は3名の職員が局に常駐しており、開局してしばらくは次々と訪れる見学希望者の対応に追われたという。1967年4月1日に設備が自動化・無人化され、その際に局舎も建て替えられた[1]。 IBCラジオでは、1996年まで県立高校入学試験の合格者氏名を発表する特別番組を地域別に放送しており、前沢局からも独自内容の放送を行っていたことがある。

設備老朽化とFM補完中継局開局に伴い、当中継局は2018年9月30日を以て廃止された。

中継局概要

送信所に続く道に設置された門。有人施設だったころの名残である。
周波数 放送局名 呼出符号 空中線電力 放送対象地域 放送区域内世帯数
1062kHz IBC岩手放送 JODL 100W 岩手県 約-世帯
  • 中継局所在地は、岩手県奥州市赤坂。
  • NHK盛岡第1・第2放送については、出力10kwの矢巾親局からの電波(531kHz及び1386kHz)が良好に受信できるため、この地域に中継局を置いていない。

沿革

脚注

  1. ^ 同時に釜石中継局も局舎立て替えを行った。前沢局の現局舎と釜石局の旧局舎は同じ構造の建物だった。
  2. ^ 「IBC前沢ラジオ局廃止について」(IBC公式サイト内)

参考文献

  • アイビーシー岩手放送『開局50周年記念誌 IBC岩手放送小史』60ページなど。
  • 『民間放送十年史』(日本民間放送連盟発行)「第2部 各社史録」331頁の「岩手放送」の項と「全国民間放送一覧」のページ。

関連項目





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