HMS Havant (H32)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > HMS Havant (H32)の意味・解説 

ハヴァント (駆逐艦)

(HMS Havant (H32) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/22 14:46 UTC 版)

艦歴
発注
起工 1938年3月30日
進水 1939年7月17日
就役 1939年12月19日
退役
その後 1940年6月1日に戦没
除籍
性能諸元
排水量 基準 1,350トン
満載 1,883 トン
全長 323 ft (98.5 m)
全幅 33 ft (10.1 m)
吃水 12 ft 5 in (3.8 m)
機関 パーソンズ式ギアード・タービン
3缶、2軸推進、34,000 hp (30 MW)
最大速 36ノット (67 km/h; 41 mph)
乗員 145名
兵装 4.7インチ砲3門
0.5インチ対空機銃8基
21インチ魚雷発射管8門

ハヴァント (HMS Havant, H32) はイギリス海軍駆逐艦。もともとブラジル海軍向けに建造され、1939年9月にイギリスが買収したH級駆逐艦6隻の内の1隻で、旧艦名はファヴァリ (Javary)。

艦歴

1938年3月30日起工。1939年7月17日進水。1939年12月19日就役。第9駆逐群に所属。

1940年4月、フェロー諸島占領にあたる重巡洋艦「サフォーク」を護衛。5月、アイスランドへ兵員を運ぶ船舶を護衛。

続いて「ハヴァント」はダイナモ作戦に参加。1940年6月1日、「ハヴァント」は3度兵員の輸送を行い一度目は500人、2度目は932人、3度目は1000人を運んでいた。そして4度目で500人を乗せ戻る途中爆撃で損傷した駆逐艦「アイヴァンホー」から負傷した乗員と乗せていた兵員を移乗させた。しかし、ドーバーへ向かう途中で「ハヴァント」も爆撃により直撃弾2発と至近弾1発を受け損傷。掃海艇「Saltash」が曳航を試みたが「ハヴァント」は沈没した。「ハヴァント」乗員の死者は8名、負傷者は25名であった。ほかに少なくとも兵士25名が死亡した。

関連項目

参考文献

  • M.J.ホイットレー、『第二次大戦駆逐艦総覧』、岩重多四郎 訳、大日本絵画、2000年、ISBN 4-499-22710-0
  • Peter C. Smith, Naval Warfare in the English Channel 1939-1945, Pen & Sword Books, 2007, ISBN 978-1-844155-80-4
  • Jhon English, Amazon to Ivanhoe, World Ship Society, 1993, ISBN 0-905617-64-9

「HMS Havant (H32)」の例文・使い方・用例・文例

  • TSO(前HMSO)は、現在は私企業であり、ウィリアムリーグループに属している。
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「HMS Havant (H32)」の関連用語

HMS Havant (H32)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



HMS Havant (H32)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのハヴァント (駆逐艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS