グラハム・ヘインズとは? わかりやすく解説

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グラハム・ヘインズ

(Graham Haynes から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/08 15:54 UTC 版)

グラハム・ヘインズ
Graham Haynes
出生名 Graham Brentley Haynes[1]
生誕 (1960-09-16) 1960年9月16日(62歳)
出身地 アメリカ合衆国 ニューヨーク州ブルックリン
ジャンル ジャズM-BASEヒップホップ・ミュージックドラムンベースニュージャズ
職業 ミュージシャン作曲家、バンドリーダー
担当楽器 トランペットコルネット

グラハム・ヘインズ[2]Graham Haynes1960年9月16日 - 、ニューヨーク州ブルックリン生まれ)は、アメリカのコルネット奏者、トランペッター、作曲家である。ジャズ・ドラマーのロイ・ヘインズの息子である[3]グラハムは、ニュージャズでの仕事で知られ、ヒップホップやエレクトロニック・ミュージックの要素をジャズと融合させている。

略歴

ジャズで伝統的な境界線を超えようとする願望を持つグラハム・ヘインズのエレクトロニック・ミュージックへの最初の進出は、1979年にアルトサックス奏者のスティーヴ・コールマンと出会ったときであった。一緒に、ファイヴ・エレメンツと呼ばれるバンドを結成し、M-BASEコレクティヴと呼ばれる影響力のある即興演奏者によるグループを立ち上げた。自身のアンサンブル、グラハム・ヘインズ・アンド・ノー・イメージの結成とその後のアルバム(『ホワット・タイム・イット・ビー』)をリリースした後、ヘインズは1980年代の活動のバランスをアフリカ、アラビア、南アジアの幅広い音楽に関する研究に費やした。1990年にフランスに移転した後、ヘインズはこれらの遠く離れた影響を、自身の次の2枚のアルバム『Nocturne Parisian』『グリオッツ・フットステップス』に取り入れた。

ヘインズは1993年にニューヨークに戻り、活気に満ちたヒップホップ・シーンの影響を取り入れていった。そして、出来上がったアルバムはサンプルの比重が高い『トランジッション』となった。さらに別のハイブリッド・アルバム(1996年の『Tones For The 21st Century』)をリリースした後、ヘインズはドラムンベースに目覚め、ロンドンやアメリカで最高クラスのDJやプロデューサーと連携し始めた。これはドラムンベースのビートとリヒャルト・ワーグナーのクラシック音楽を融合した、2000年代のアルバム『BPM』のリリースで明らかになった。

長年にわたって、ヘインズはいくつかの批評家から称賛されたマルチメディア・プロジェクトで多忙に過ごし、映画『Flag Wars』と『The Promise』のスコアを作曲し、ニューヨーク大学で講義を行い、名誉ある「Alpert Award for The Arts」の2つのノミネートを受けた。彼は、ロイ・ヘインズ、カサンドラ・ウィルソンヴァーノン・リードミシェル・ンデゲオチェロザ・ルーツデヴィッド・マレイジョージ・アダムス、エド・ブラックウェル、ビル・ラズウェル、スティーヴ・ウィリアムソン、ビル・ディクソンなどのアーティストと協力している。

最近では、ヴィジェイ・アイヤーによる2017年のECMレコードからのアルバム『Far From Over』に参加している。

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『ホワット・タイム・イット・ビー』 - What Time It Be (1991年、Muse) ※グラハム・ヘインズ&ノー・イメージ名義
  • Nocturne Parisian (1992年、Muse)
  • 『グリオッツ・フットステップス』 - The Griot's Footsteps (1994年、Antilles/Verve)
  • 『トランジッション』 - Transition (1995年、Polygram/Antilles)
  • Tones For The 21st Century (1997年、Polygram/Verve)
  • Organik Mechanix (1999年、ION) ※Organik Mechanix名義
  • BPM (2000年、Knitting Factory)
  • Full Circle (2007年、RKM)

グラハム・ヘインズ / ハードエッジ

  • Austere Geometry (2005年、Hardedge) ※ライブ
  • Reality Eclipsed (2006年、Hardedge)
  • Paralyzed By The Approach Of The Inevitable (2007年、Hardedge)
  • But You Can't, Can You? (2008年、Hardedge) ※ライブ
  • Is It That Dark? (2008年、Hardedge)
  • Burned To The Water's Edge (2009年、Hardedge)
  • Within An Inch Of Its Life (2010年、Hardedge)
  • Led Into Uncertainty (2010年、Hardedge)

参加アルバム

ジャッキー・バイアード・アンド・ジ・アポロ・ストンパーズ

  • Phantasies II (1988年、Soul Note)

ユリ・ケイン

  • 『スフィア・ミュージック』 - Sphere Music (1993年、JMT)

スティーヴ・コールマン

  • 『マザランド・パルス』 - Motherland Pulse (1985年、JMT) ※スティーヴ・コールマン・グループ名義
  • 『オン・ジ・エッジ・オブ・トゥモロウ』 - On the Edge of Tomorrow (1986年、JMT)
  • 『ワールド・エクスパンション』 -World Expansion (1987年、JMT)

ビル・ラズウェル & ジャー・ウォブル

  • Radioaxiom: A Dub Transmission (2001年、Axiom/Palm)

デヴィッド・マレイ

  • 『デイヴィッド・マレイ・ビッグ・バンド』 David Murray Big Band (1991年、DIW/Columbia)

ボビー・プレヴィット

  • Weather Clear, Track Fast (1991年、Enja)

ヴィジェイ・アイヤー

  • Far from Over (2017年、ECM)

脚注

  1. ^ Graham Haynes - Discography - Discogs
  2. ^ グレアム・ヘインズ」の表記もある。
  3. ^ Allmusic

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