Fraunhofer diffractionとは? わかりやすく解説

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フラウンホーファー‐かいせつ〔‐クワイセツ〕【フラウンホーファー回折】

読み方:ふらうんほーふぁーかいせつ

《Fraunhofer diffraction》入射波および反射波平面波考えてよい場合の光の回折をさす。光源観測点回折物体から十分離れている場合使われるドイツ物理学者フラウンホーファー(J.von Fraunhofer)の名にちなむ。


フラウンホーファー回折

【英】:Fraunhofer diffraction

光源観測点が共に物体から無限の距離にあり、入射波も出射波も平面波とみなせるときの回折現象をいう。透過電子顕微鏡用いて、平行な入射ビーム物体照射しレンズ用いてその後面上にできる回折図形が、図形である。

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  • フラウンホーファー回折

フラウンホーファー回折

(Fraunhofer diffraction から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 17:09 UTC 版)

円形開口によって生じるフラウンフォーファー回折

フラウンホーファー回折(フラウンホーファーかいせつ)とは、ビームを回折する物体(開口など)から十分離れている場所で生じる回折パターンのこと。 これに対し観察点がより近い距離に位置する時はフレネル回折という。ヨゼフ・フォン・フラウンホーファーにちなんで名付けられた。

計算

波数 k単色光平面波が、開口関数 f (x, y) で表される開口を通ったときの、距離 R 離れたスクリーン上における振幅分布 u (x′, y′) を考える。なお、入射光として平面波を考えるのは、点光源が無限遠にあると考えるのと同じことである。

フラウンホーファー回折は、開口の中心からスクリーン上の点 (x′, y′) までの距離 r が、十分大きいときの近似である。これは式で書けば、開口内の任意の点 (x, y) に対し

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