大元義とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大元義の意味・解説 

大元義

(Dae Won-ui から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/30 04:32 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
廃王 大元義
渤海
第4代王
王朝 渤海
在位期間 793年 - 794年
姓・諱 大元義
生年 不詳
没年 大興57年(794年
高王

大 元義(だい げんぎ)は渤海の第4代王。

生涯

大興56年(793年)、文王大欽茂が病死した際、渤海王の継承を巡っての内部紛争が発生した。文王の世子である大宏臨は父王に先立ち薨去しており、次男の大貞斡はに入朝し宿衛を行い国内に不在であった。このほか大英俊と大嵩の嫡子の存在が確認されるが、結局文王の嫡子が王位を継承することなく、族弟の大元義が王位を継承することとなった。

新唐書』によれば、大元義は性格が猜虐であり、即位後反対派を殺害するなどの行為を行った。これに対し反対派は大元義を殺害、その王位を大宏臨の子である大華に継承させた。

大元義の在位期間は数ヶ月に過ぎず、その間の業績としては王子の大清允を唐に入朝させたことのみが知られているのみである。

先代:
文王
渤海の第4代王
793年 - 794年
次代:
成王



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大元義」の関連用語

大元義のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大元義のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大元義 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS