Common Redshankとは? わかりやすく解説

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アカアシシギ

(Common Redshank から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/29 06:11 UTC 版)

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アカアシシギ
アカアシシギ Tringa totanus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
 絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
: シギ科 Scolopacidae
: Tringa
: アカアシシギ T. totanus
学名
Tringa totanus
(Linnaeus, 1758)
和名
アカアシシギ
英名
Common Redshank

アカアシシギ(赤足鷸、学名:Tringa totanus)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類

分布

アイスランドアイルランドアゼルバイジャンアフガニスタンアラブ首長国連邦アルジェリアアルバニアアルメニアアンゴライエメンイギリスイスラエルイタリアイラクイランインドインドネシアウガンダウクライナウズベキスタンエジプトエストニアエチオピアエリトリアオーストラリアオーストリアオマーンオランダカザフスタンカタールガーナカメルーンカーボベルデガボンガンビアカンボジアギニアギニアビサウキプロスギリシャキルギスクウェートグルジアクロアチアケニアコートジボワールコンゴ共和国コンゴ民主共和国サウジアラビアザンビアシエラレオネジブチシリアシンガポールジンバブエスイススウェーデンスーダンスペインスリランカスロバキアスロベニアセイシェル赤道ギニアセネガルセルビアソマリアタイ王国大韓民国台湾タジキスタンチェコチャド中央アフリカ共和国中華人民共和国香港含む)、チュニジア朝鮮民主主義人民共和国デンマークドイツトーゴトルクメニスタントルコナイジェリアナミビアニジェール日本ネパールノルウェーパキスタンパプアニューギニアパラオバーレーンハンガリーバングラデシュフィリピンフィンランドフランスブルガリアブルンジベトナムベラルーシベルギーボツワナポーランドポルトガルマケドニア共和国マラウイマリ共和国マルタマレーシアミクロネシア連邦南アフリカ共和国ミャンマーモザンビークモルジブモルドバモーリタニアモロッコモンゴル人民共和国モンテネグロヨルダンラオスラトビアリトアニアリビアリヒテンシュタインリベリアルーマニアレバノンロシア

夏季にユーラシア大陸の温帯域、亜寒帯域で繁殖し、冬季(北半球の)はアフリカ大陸やユーラシア大陸南部等へ南下し越冬する。 日本では亜種アカアシシギが渡りの途中に飛来する(旅鳥)が、北海道東部(野付半島尾岱沼風蓮湖等)では少数繁殖している。九州以南では、越冬する個体もある。飛来数はあまり多くない。

形態

全長27.5cm。体重90-170g。次列風切の先端は白い。嘴の基部は赤く、先端は黒い。後肢も赤く、発達している。

夏羽は頭部からの体の上面が灰褐色で、黒い縦斑が密に入る。喉からの体下面は、白地に黒い縦縞が密に入り、脇には黒い横斑がある。飛翔時は次列風切が白く見える。眼先は白く、眼の周囲に白い輪模様(アイリング)がある。冬羽は頭部からの体の上面が淡い灰褐色で、夏羽に比べて斑紋が粗い。

亜種

6亜種に分かれるとされる。

  • Tringa totanus totanus (Linnaeus, 1758)
  • Tringa totanus ussuriensis  アカアシシギ

生態

湖や海岸等の周囲にある湿った草原や干潟等に生息する。冬季は単独もしくは小規模な群れを形成し生活する。

食性は動物食で、環形動物貝類甲殻類昆虫類等を食べる。

繁殖形態は卵生。草むらの中に枯草で皿状の巣を作り、4個の卵を産む。雌雄とも抱卵し、抱卵期間は22-29日。雛は孵化してから25-35日で飛翔できるようになる。生後1-2年で性成熟する。

「ピーチョイチョイ」「ピーピョンピョン」などと鳴く。

人間との関係

開発による繁殖地の減少等により生息数は減少している。

関連項目

参考文献

外部リンク


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