Colorado State Capitolとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Colorado State Capitolの意味・解説 

コロラド州会議事堂

(Colorado State Capitol から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/23 04:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
コロラド州会議事堂

コロラド州会議事堂(コロラドしゅうかいぎじどう、Colorado State Capitol Building)は、アメリカ合衆国コロラド州の州都デンバーに立地する同州議会の議事堂。コロラド州議会の上下両院の議場のほか、州知事室、および州副知事室が置かれている。アメリカ合衆国議会議事堂に似せて造られたこの庁舎の設計には、ミシガン州会議事堂テキサス州会議事堂の設計で知られるイライジャ・マイヤーズが携わった。この議事堂は1890年代に地元コロラド産の大理石御影石を建材として用いて建設され、1894年11月に開庁した。議事堂のドームには、1908年にコロラドにおけるゴールドラッシュを記念して金めっきがなされた。この議事堂はデンバーの政府庁舎や文化施設が集中する公園、シビック・パークの中に建っている。シビック・パーク内にはこのコロラド州会議事堂のほか、コロラド州司法庁舎、デンバー市郡庁舎、デンバー美術館、デンバー中央図書館、コロラド歴史博物館などが建っている[1]

 
コロラド州議会 の本会議場(上: 上院, 下: 下院)

キャピトル・ヒルという地区名が示す通り、議事堂はデンバーのダウンタウンの中でも若干標高の高いところに建っている。正面玄関は床から天井(ドームの裏側)まで高さが約55mあり、これは18階建てのビルの高さにほぼ相当する。西側入口へと通ずる階段の15段目には、「海抜1マイル」(1,609.3m=5280フィート)と彫られている。しかし、その後1969年、コロラド州立大学の学生によって標高の再調査が行われた際に、この階段の18段目が「海抜1マイル」にあたるとされ、2番目の印が置かれた。2003年には三たび標高の調査が行われ、この階段の13段目が「海抜1マイル」にあたることが判明し、3番目の印が置かれた。

西側階段15段目にある海抜1マイルの表示
西側階段18段目にあるマーキング
西側階段13段目にある海抜5280フィートの表示
西側階段15段目で記念写真を撮る観光客


庁舎にはコロラド・ローズ・オニックスと呼ばれる、希少で高価なばら色の大理石がふんだんに用いられている。この石材は州南部、プエブロ郊外のビューラー・バレーで採掘されたものである。また、各階の床に使用されている白い大理石は、州西部のガニソン郡を流れるユール・クリークで採掘されたものである[2]

庁舎の窓の多くはステンドグラスになっており、コロラド州の歴史上重要なできごとが描かれている。また、ホールには歴代のアメリカ合衆国大統領の肖像画が飾られている。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ Civic Center Park. City and County of Denver. 2009年.
  2. ^ Marble and Granite. State of Colorado. 2003年6月20日.

関連項目

外部リンク

座標: 北緯39度44分21秒 西経104度59分05秒 / 北緯39.7392度 西経104.9848度 / 39.7392; -104.9848


「Colorado State Capitol」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Colorado State Capitol」の関連用語

Colorado State Capitolのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Colorado State Capitolのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコロラド州会議事堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS