クリサーナ(Chrisana)
ヘリックス種(Helix) ピッツバーグの変異種の一つで very unstabele clone と紹介されて登場した。 葉型は三角と楕円の二通りがあり特徴の掃込斑はどちらにも現れる。 アメリカから買い入れ、最初プランターに植え込むと初年度に様々な葉型が出てどれが本来の形か分からないほどだった。 2年目にはかなり安定して上記の2種類に落ち着き始めた。 多くのアイビーが落ち着くのは2年目からだが変化しやすいと分かっているものは最初からなるべく小型の鉢に植えるのがよい。 中には小型の鉢に植えても勝手に多様に変化するベリ・メリイのような品種もあるが、このクリサーナは落ち着くところを心得ているようだ。 4~5年も経つと8号の鉢に植えても変化を見せなくなる。これはむしろ奇妙に思える。 それはともかく濃い緑の葉に現れる掃込斑の複雑な美しさはユーガン・ハーンやチューシー・ミュージイと並んで一級品である。 ピッツバーグ・グループの中ではこれとトロールが最も不安定だ。 (ユーガン・ハーン、チューシー・ミュージイ参照) |
固有名詞の分類
- クリサーナのページへのリンク