キャブ・ユニット
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/01 08:54 UTC 版)
キャブ・ユニット(Cab unit)とは北米でディーゼル機関車や電気機関車のうち、運転室があり車体が全体的に同じぐらいの幅(ボンネットが運転台より狭いものはフード・ユニット)で、なおかつ上回り部分が車体の強度を負担しているもの(負担してない場合はカウル・ユニット)を呼ぶ。 しばしば運転台のない同型の機関車と連結して使用され、カーボディ・ユニットと総称された。カーボディ・ユニットのうち、運転台のあるものをAユニット、ないものをBユニットといい、キャブ・ユニットはAユニットに相当する。
ブリッジ・トラスの一体型ボディを持ち、車体を強度メンバーとしている。フレームから立ち上がった車体はそのまま車幅および車長いっぱいに伸びている。そのため運転席からの後方視界は非常に悪いので、キャブ・ユニットは後方確認が重要でない状況で使用された。車内には点検用の通路がある。 キャブ・ユニットはフード・ユニットに比べて空力に優れており、ストリームライナーと総称される流線形の列車を牽引した。
カウル・ユニット
近年、機関車メーカーは車幅いっぱいの本線用機関車を製造する際、キャブ・ユニットではなくカウル・ユニットを採用するようになった。カウル・ユニットは、フード・ユニットをベースに外装を車幅いっぱいのものに変更したもので、キャブ・ユニットと異なり強度は台枠のみが負担する。詳細はカウル・ユニットを参照。
北米以外の類似車両の例
いずれも基本的に「キャブ・ユニット」とは呼ばれないが、構造が近いもの。
イギリス
イギリス国鉄37形ディーゼル機関車は、キャブ・ユニットに近似しているが、北米のキャブ・ユニットと違い通常のイギリスの機関車同様に両端に運転台がある。
日本
日本では、DF50形、DD54形、DF200形等が、原義でのキャブ・ユニットに近似しているがイギリスの場合と同様、いずれも両端に運転台が存在する。
関連項目
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