Bird Weekとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Bird Weekの意味・解説 

バード‐ウイーク

《(和)birdweek》「愛鳥週間」に同じ。《 夏》


バード・ウィーク

(Bird Week から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 15:11 UTC 版)

バード・ウィーク
ジャンル 生態系シミュレーション
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 レナール
発売元 東芝EMI
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 198606031986年6月3日
その他 型式:TFS-BK
テンプレートを表示

バード・ウィーク』は、1986年6月3日東芝EMI(現・ユニバーサル ミュージックLLC)によってファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された生態系シミュレーションゲームである。

概要

ゲーム内容は親鳥のマミーが雛を育てることが目的である。親鳥は雛に餌をあたえるために空を飛んでいる虫を取るが、親鳥を妨害する敵もいるので、親鳥はキノコを掴み投下して敵を倒す。当初、全999面が存在するといううたい文句であったが、実際は36面を一区切りとし、以降は1面からループしている。ボーナスステージもある。雛にエサを規定数あたえると巣立っていくが、その描写が昇天(死んでしまった)しているようにも見えるため、普通にゲームを進めていても「エサを与えているのに、雛が死んでしまった。どうすればよいのだろう?」と戸惑う人が続出した事でも有名なゲーム。当時のプレーヤーの中には『光線銃』対応のシューティングゲームと勘違いして購入した者がいると伝えられている[1]

「家族みんなで楽しめるゲーム」という点をアピールし、発売時には家族対抗コンテストが行われた。

登場キャラクター

マミー
プレイヤーが操作する親鳥。攻撃能力は無い。
ブルート
ワシ。最初のステージから出てくる。当初はゆっくり飛んでいるが、ステージを重ねる毎に速くなっていく。
ピョン吉
カンガルーネズミ。地面から飛び上がって攻撃してくる。
とび丸
ムササビ。
ペッカー
キツツキ。
クイッキー
ハヤブサ。急降下してマミーを襲う強敵。
ブン助
ハチ。しつこく後を追ってくる。
ブン太
ハチ。ゆっくり左右に揺れながら飛んでくる。
雛鳥の餌となる虫。一匹ずつ咥えて、巣に持ち帰らなければならない。
セスナ
飛魚。ボーナスステージに出現。

評価

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミリーコンピュータMagazine 13.82/30点[2]
仰天B級ゲームの逆襲 否定的[3]
  • ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り13.82点(満30点)となっている[2]。また、同雑誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では「メルヘンタッチの家族ゲーム」、「なんとなく心のアッタカ~クなるような、子育てゲームだ」であると紹介されている[2]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.28 2.62 1.81 2.25 2.02 1.84 13.82
  • ゲーム本『仰天B級ゲームの逆襲』(1998年二見書房)では下記の評価を下しており、「一見ほのぼのとしたゲームですが、なかなかどうして難しい」、「チョウチョの動きがイヤらしいね。微妙にフラフラしててつかまえづらい」、「ヒナが全滅してもゲームオーバーなのか。見かけによらず結構シビア」と評している[3]
項目 イマウケ度 カルト度 グラフィック オリジナリティー ハラダチ度 インパクト
得点

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p22
  2. ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 84頁。
  3. ^ a b 「5 魔界へようこそ」 『仰天B級ゲームの逆襲』二見書房、1998年11月25日、150 - 152頁。ISBN 9784576981727 

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bird Week」の関連用語

Bird Weekのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bird Weekのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバード・ウィーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS