バリー・シーン
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バリー・シーン(Barry Sheene MBE、1950年9月11日 - 2003年3月10日)は、イギリス出身のモーターサイクル・ロードレーサー。ゼッケン7とドナルドダックが描かれたヘルメットがトレードマークだった。ロードレース世界選手権(世界GP)で23勝を挙げた(GP500・19勝、GP125・3勝、GP50・1勝)。現在のところ世界GPの最高峰クラスでチャンピオンになった最後のイギリス人ライダーである。MotoGP殿堂入り。
- ^ タイヤトラブルが原因と言われる。
- ^ 復帰した際には、まだ骨折部位を支える金属棒などが体内に埋め込まれた状態であり、もし再骨折したら治療不可能というリスクを負っていたと言われる。
- ^ スズキと契約する以前、ヤマハのマシンに乗っていたが、ヤマハに対する悪口をたびたびマスコミに公言していた。これが再契約の際に冷遇される原因になったと見る向きもあるが、
- ^ 事故の原因は、見通しのきかないカーブの先に転倒車が存在することをコース係員が適切に通知しなかったためと言われ、裁判が行われた末にシーンが勝訴している。
- ^ イギリスの税金の高さに辟易していたためだという。
- ^ 前年ランキングが下位の場合でも、本来ゼッケン7の権利を有する選手がシーンに7を譲るのが通例となっていた。
- ^ 日本ではバリー・シーンは「サー」の称号を授けられたと言われることがあるが、「サー」は称号ではなく敬称であり、バリー・シーンはナイト爵相当の勲章拝受者ではないため「サー」をつけて呼ばれたことはない。
- ^ ビートルズのメンバーだったジョージ・ハリスンなどと親しく、ハリスンが世界GPの観戦に訪れたこともある。
- ^ 晩年には金属プレート等は再手術で全て除去していたという。
- ^ 日本では片山敬済のドキュメンタリー映画『蘇るヒーロー・片山敬済』と併映。
- 1 バリー・シーンとは
- 2 バリー・シーンの概要
- 3 戦績
- 4 関連文献
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