Aramaicとは? わかりやすく解説

アラム‐ご【アラム語】

読み方:あらむご

《Aramaic》セム語族属す言語古代西アジア共通語として広く使用されイエス=キリスト母語でもあった。現在でもトルコ・イラン・イラク・シリアなどに話し手がいる。


アラム語

(Aramaic から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 14:26 UTC 版)

アラム語(アラム語、ܠܫܢܐ ܐܪܡܝܐ, ラテン語: Lingua Aramaica)は、かつてシリア地方メソポタミアで遅くとも紀元前1000年ごろから紀元600年頃までには話されており、かつ現在もレバノンなどで話されているアフロ・アジア語族セム語派言語で、系統的にはフェニキア語ヘブライ語ウガリト語、モアブ語(英語版)などと同じ北西セム語に属す言語である。アラマイ語とも呼ばれる[3]


  1. ^ The Aramaic Text in Demotic Script: The Liturgy of a New Year's Festival Imported from Bethel to Syene by Exiles from Rash – On JSTOR
  2. ^ Manichaean Aramaic in the Chinese Hymnscroll
  3. ^ 「アラム語」- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
  4. ^ Creason (2004) p.391
  5. ^ Kaufman (1997) p.114-119
  6. ^ Creason (2004) p.392によると 950BC-600BC
  7. ^ Creason (2004) p.392 では700年までとする
  8. ^ Jastrow (1997) p.334
  9. ^ Jastrow (1997) p.347
  10. ^ キリストが使った言語、内戦の影響で消滅の危機 シリア”. AFP (2019年7月20日). 2019年7月21日閲覧。
  11. ^ Kaufman (1997) p.119
  12. ^ Kaufman (1997) pp.119-120
  13. ^ セム祖語の形は Huehnergard (2004) p.142 に従う
  14. ^ a b アラビア語の ḍ ẓ(ظ ض)が本来どう発音されていたかには議論がある
  15. ^ 9世紀以降に今の音(ʃ)に変化した
  16. ^ Huehnergard (2004) p.144
  17. ^ Kaufman (1997) pp.120-121
  18. ^ Creason (2004) p.398
  19. ^ Creason (2004) p.394
  20. ^ Creason (2004) pp.399-400
  21. ^ a b Creason (2004) pp.402-403
  22. ^ Kaufman (1997) p.123
  23. ^ Creason (2004) pp.418-419
  24. ^ Creason (2004) pp.404-408
  25. ^ Creason (2004) p.411
  26. ^ Creason (2004) p.422
  27. ^ Creason (2004) p.421
  28. ^ AFPBB News 2008年5月19日【動画】キリストが話していた「アラム語」、21世紀に直面する消滅の危機
  29. ^ 川又一英「アラム語を話す村マールーラ」、国立民族学博物館(監修)『季刊民族学』89号、1999年7月20日


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