ATM、フレームリレー、X.25 における恒久仮想回線と交換仮想回線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 01:51 UTC 版)
「仮想回線」の記事における「ATM、フレームリレー、X.25 における恒久仮想回線と交換仮想回線」の解説
交換仮想回線(switched virtual circuit、SVC)は、発呼ごとに設定され、切断すると終了する。一方恒久仮想回線(permanent virtual circuit、PVC)は、専用線によるリンクを設定するものである。PVCは通常サービスプロバイダが事前設定する。SVCとは異なり、PVCは一般にほとんど常時接続している。 交換仮想回線 (SVC) は要求に応じて動的に確立される仮想回線であり、通信が完了すると切断される。SVCはデータ転送が散発的だったり、常に同じDTEを使うとは限らない場合に使われる。 恒久仮想回線 (PVC) は、同じDTE間で頻繁または連続なデータ転送を行う場合に確立される。PVCは恒久的に設定されるため、設定・消去を繰り返す必要がない。 フレームリレーは通常PVCを提供するのに使われる。ATMは両方を提供する。X.25も両方を提供するが、SVCの方がよく使われている。
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