APIPAとは? わかりやすく解説

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APIPA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 14:28 UTC 版)

APIPA(Automatic Private IP Addressing, エーピーアイピーエー)は、人手を介さず、ネットワーク機器間の交渉のみでリンクローカルアドレスを自動的に割り当てる技術である。


注釈

  1. ^ 169.254/16 のブロックの最初と最後の256個のアドレスは後に RFC 3927 で使うために予約された。
  2. ^ アドレス範囲 fe80::/10 がリンクローカルアドレス向けに予約されているものの、そのうち54ビットはゼロに設定しなければならないので、実際のプレフィックスは fe80::/64 となる (RFC 4291, section 2.5.6.)。
  3. ^ しかし、あるホストのインタフェースがリンクローカルアドレスを既に持っている場合、そのホストがそのインタフェースのためにDHCPメッセージを送ってアドレスを得ようとするのは、そのリンクローカルアドレスを別の手段で割り当てた場合に限る(RFC 3315, sections 1.1 and 16 を参照)。

出典

  1. ^ a b RFC 3927, Dynamic Configuration of IPv4 Link-Local Addresses, S. Cheshire, B. Aboba, E. Guttman, The Internet Society (May 2005)
  2. ^ a b RFC 4291,IP Version 6 Addressing Architecture, R. Hinden, S. Deering, The Internet Society (February 2006)
  3. ^ RFC 3927 section 1.9
  4. ^ RFC 3927 section 2.6.1
  5. ^ APIPA”. Microsoft. 2010年8月2日閲覧。
  6. ^ RFC 4291, section 2.5.6. Link-Local IPv6 Unicast Addresses
  7. ^ RFC 4291, section 2.8. A Node's Required Addresses
  8. ^ RFC 4862, IPv6 Stateless Address Autoconfiguration, S. Thompson, T. Narten, T. Jinmei (September 2007)


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