8355メソッドとは? わかりやすく解説

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8355メソッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 18:27 UTC 版)

8355メソッド(または8355法〈8355ほう〉)は、ルービックキューブの解法の一つ。揃えるピースの数が階層ごとに8個-3個-5個-5個のため8355と呼ばれている。

概要

台湾のReheart Sheuが2007年に発表した解法で、Layer By Layerが基本となっている。CrossからF2LまではLBLの応用だが、完全一面の4つのコーナーのうち1個とそれに隣接した2層目のエッジピースを揃えないのが特徴である。この揃えない縦1列を、色を合わせたいピースを落とし込んで正しい位置に配置するための「スロット」として利用することで、複雑な回転のメソッドを必要としない。

体的に利用するルーティンが上面(U)・正面(F)・右面(R)(または左面〈L〉)の3方向回転の連携(例:R→U→R'、U→R→U'→R')だけで済むが、メソッドによっては2箇所以上揃えられるCFOPと違い1箇所のスロットで1個ずつピースを移動させるため、順序よくピースを移動させる思考力が必要で、揃えるために要する回転数と時間がかかる。呼び名の「8355」は、底面のピース9個からスロット1個分を引いた8、(この時点でLBLでいうCrossの条件である2層目のセンターピースは揃っているため)2層目の残りエッジピース4個からスロット1個分を引いた3、U面エッジピース4個+スロットで使用した2層目エッジピース1個=5、残りのU面コーナーピース4個+最下層のスロットで使用したコーナーピース1個=5を順に揃えることに由来する。




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