ナイロン6,6
(6,6-ナイロン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 09:05 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2015年3月)
|
ナイロン6,6 | |
---|---|
![]() |
|
Poly[imino(1,6-dioxohexamethylene) iminohexamethylene] |
|
Poly(azanediyladipoylazanediylhexane-1,6-diyl)
|
|
別称
Poly(hexamethylene adipamide),Poly(N,N'-hexamethyleneadipinediamide), Maranyl, Ultramid, Zytel, Akromid, Durethan, Frianyl, Vydyne
|
|
識別情報 | |
CAS登録番号 | 32131-17-2 |
PubChem | 3032893 |
ChemSpider | None |
特性 | |
化学式 | (C12H22N2O2)n |
密度 | 1.140 g/mL (Zytel) |
融点 | 264 °C (507 °F) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ナイロン6,6(ナイロン66、ナイロン6-6、ナイロン6/6、ナイロン6:6、6,6ナイロン、6,6-ナイロンなどとも)は、ポリアミドまたはナイロンの一種。ナイロン6とともに繊維産業とプラスチック産業で最も一般的である。それぞれ6つの炭素原子を含む2つのモノマー、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸からなり、これが名前の由来である[1]。
合成と製造
ナイロン6,6は、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸の重縮合により合成される。当量のヘキサメチレンジアミンとアジピン酸を反応器で水と混ぜ合わせる。これを結晶化してアルミニウム/カルボン酸塩の混合物であるナイロン塩を作成する。ナイロン塩は反応容器に入り、そこで重合プロセスが数回に分けてまたは連続的に行われる[2]。
- 6,6-ナイロンのページへのリンク