503 Service Unavailableとは? わかりやすく解説

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HTTP 503

(503 Service Unavailable から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 18:08 UTC 版)

HTTP 503、またはエラーメッセージ 503 Service Unavailable(「サービス利用不可」「サービスが利用できません」の意)は、HTTPステータスコードの一つ。一時的にサーバーにアクセスできないことを示す。

概要

HTTPによる通信の際、クライアント(ブラウザー)からのアクセス要求に対するサーバー側からの返答コード(HTTPステータスコード)の一つ。初めの5がサーバー内部のエラーであることを示している。同様にサーバーエラーが関連して表示されるエラーコードである500 Internal Server Errorとは違い、このコードは一時的にサーバにアクセスできずサービスが利用不可能になっていることを示している。このコードが表示される要因としては、

  • 当該ウェブサイトに瞬間的に多数のアクセスがなされ、サーバーが処理不能に陥った。
  • サーバーがメンテナンス中などで機能していなかった。
  • サーバ内の最大データ転送量を超過した。
  • 同一サーバ内の他のサイトへのアクセスの集中。

などが挙げられる。一度このエラーが発生してしまうと、サーバのトラブルが解消されない限り復旧しない。対処法としてはウェブサーバー側の高性能化、キャッシュを利用したデータの転送量および転送速度の向上などがある。

LaravelRuby on Railsなど、一部のWebアプリケーションフレームワークでは、設定の変更や、コマンド実行などで、メンテナンス形態にすることが可能となっている。この状態にすると、常に503のエラーコードを返す事となる。例えば、LaravelではArtisanコマンドを用いてphp artisan downというコマンドを実行すると、常に503のコードとともに、メンテナンス画面を表示する状態となる。

関連項目

外部リンク


503 Service Unavailable

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:54 UTC 版)

HTTPステータスコード」の記事における「503 Service Unavailable」の解説

サービス利用不可サービス一時的に過負荷メンテナンス使用不可能である。

※この「503 Service Unavailable」の解説は、「HTTPステータスコード」の解説の一部です。
「503 Service Unavailable」を含む「HTTPステータスコード」の記事については、「HTTPステータスコード」の概要を参照ください。

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