46Caと48Ca
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/27 07:56 UTC 版)
「カルシウムの同位体」の記事における「46Caと48Ca」の解説
46Caと48Caは、その半減期が長いため、現在の地球でも存在している放射性同位体である。このうち48Caは、陽子が20しかないのにもかかわらず中性子過剰数が8もあるが、その割に半減期は長く、約430京年と極端に安定している。また、46Caと48Caとでは、圧倒的に48Caの方が多く存在している。このことは、46Caが陽子20個に中性子26個と魔法数を1つしか持っていないのに対して、48Caは陽子20個に中性子28個と魔法数を2つ、つまり二重魔法数となっているからであると一般に説明されている。
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