2-フェニルキノリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 05:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動2-フェニルキノリン 2-Phenylquinoline[1] |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 612-96-4 |
特性 | |
化学式 | C15H11N |
モル質量 | 205.25 g mol−1 |
外観 | 白色ないしごく薄い黄色の結晶または粉末 |
融点 | 83 °C, 356 K, 181 °F |
沸点 | 363 °C, 636 K, 685 °F |
関連する物質 | |
関連物質 | キノリン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
2-フェニルキノリン(英: 2-Phenylquinoline)は、化学式C15H11Nで表される有機化合物の一種。ベンゼン環とピリジン環が一辺を共有して縮合したキノリンのうち、ピリジン環にフェニル基が結合した構造である。
用途
2-フェニルキノリンの誘導体には、抗痛風薬のシンコフェンなどがある。5位にアルキル基が置換したものは、有機発光デバイスの発光体原料となる[2]。
脚注
- ^ 2-フェニルキノリン(東京化成工業)
- ^ 発光ダイオードのための5-置換2−フェニルキノリン錯体物質(j-platpat)
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