12番街のラグとは? わかりやすく解説

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12番街のラグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 04:19 UTC 版)

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1915年版表紙

12番街のラグ Twelfth Street Rag(じゅうにばんがいのラグ)は1914年にユーディ・L・ボウマン(Euday L. Bowman)が作曲したラグタイム曲。曲名はボウマンが出演していたカンザスシティの盛り場「12番街」から採られている。

概要

ラグタイム時代にとりわけ有名なベスト・セラーとなった曲であり、ルイ・アームストロングからレスター・ヤングまで、多くの様々なアーティスト達が録音してきていて、現在もディキシーランド・ジャズスタンダード・ナンバーとなっている。

ピー・ウィー・ハント(Pee Wee Hunt)のピアノ録音はビルボード1948年のナンバー・ワン・シングルとなり、300万枚を超す売り上げとなった。これはCapitol Records 15015として同年の3月に売り出されたものである。

作曲者ユーディ・L・ボウマン自身もこの曲を録音して Bowman 11748 として出版した。

・この曲の楽式は、「イントロ A A1 イントロ2 A2」である。

・この曲は「ジョー・フランクリン・ショー」(the Joe Franklin Show)のテーマ曲として最もよく知られている。

1919年チャーリー・チャップリンによる短編映画『一日の行楽』では、乗船中のシーンで、アフリカ系アメリカ人のバンドがこの曲のポピュラー・ラグのバージョンを演奏しているのを聴くことができる。

さらに最近では、テレビ・シリーズ『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ』のバックグラウンド・ミュージックで、ウクレレのバージョンがよく用いられている。

参考文献

  • Rags and Ragtime, A Musical History, by David A. Janson and Trebor Jay Tichenor, 1978, Dover Publishing Mineola, NY

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