1-5:羊皮紙の中の秘密
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「エイボンの書 クトゥルフ神話カルトブック」の記事における「1-5:羊皮紙の中の秘密」の解説
『羊皮紙の中の秘密』(ようひしのなかのひみつ、原題:英: The Secret int the Parchment)。作者はリン・カーター。『Crypt of Cthulhu』54号(1988年イースター号)に掲載された。 ウルティマ・トゥーレ島を舞台としている。RMプライスは、本作品について「アーサー・マッケンが『白魔』で創造した伝承をエイボンの小神話に取り込むべく書かれたものである」と解説している。だが、単に固有名詞を引用してマッケン風になっているだけで浅いという旨の評価も下している。プライスは、本作の舞台である「ウルティマ・トゥーレ島のヴーアの民の遺跡」について、スミスの創造したムー・トゥーランは、ムー大陸とギリシャ人のウルティマ・トゥーレの合成であり、またマッケンのヴーア王国はスミスのヴーアミ族やヴーアミタドレス山のベースになっていること踏まえたうえで、カーターはそれに気づかなかったようであると指摘している。
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