龍馬への襲撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 05:05 UTC 版)
藤吉が倒れ、大きな物音がすると、龍馬は「ほたえな!(土佐弁で「騒ぐな」の意)」と叫んだ。このあと二人の刺客が奥の八畳間に乱入、一人は龍馬の前頭部を横に払い、一人は中岡の後頭部を斬った。龍馬は奥の床の間にあった刀を取ろうと振り返ったところを右の肩先から左の背中にかけて斬られた。龍馬は刀をとって立ち上がったが、抜くには至らず、鞘のままで刀を受け止めた。しかし刺客の刀は鞘ごと刀を削り、龍馬の前頭部に大きな傷を与えた。龍馬は「石川(中岡の別名)、刀はないか、石川、刀はないか」と叫びつつ倒れた。
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