鷹野隆大とは? わかりやすく解説

鷹野隆大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 22:24 UTC 版)

鷹野隆大
生誕 1963年
国籍 日本
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鷹野隆大(たかの りゅうだい、1963年 - )は日本写真家東京造形大学教授。

主に男性のヌードなどを通して、ジェンダーセクシャリティや「身体性」をテーマにした写真を撮る[1]。1998年から毎日欠かさず写真を撮る「毎日写真」を自らに課し、実験的な撮影を試みている[1][2]

略歴

  • 1963年、福井県生まれ。
  • 1987年、早稲田大学政経学部経済学科卒。早稲田大学の学生劇団「てあとろ50'」10期生。
  • 1993年、からだの学校・写真教室CORPUS第5期修了。
  • 2006年、写真集『In My Room』にて第31回 木村伊兵衛写真賞受賞[2]
  • 2014年、愛知県美術館で開催された「これからの写真」展の出品作品のうち、性器が写っている写真について、愛知県警察が猥褻という判断を下し、 該当作品の撤去か、展示の中止かを迫られるという事態が発生した[3]。県警側は「即物的判断であって芸術性や表現性、作品の意図は考慮しない」と明言し、美術館側は年齢制限や説明パネルなどの対応を採った[3]
  • 2018年、FANZAが手がけるアーティスト5人による連続個展「Find Your Fantasy」の第二弾アーティストとして9月6日より原宿・FANZA×#FR2@#FR2 GALLERY 2にて作品展示[4]

受賞歴

個展

著作

  • 『毎日写真』(ナナロク社、2019年)
  • 『光の欠落が地面に届くとき 距離が奪われ距離が生まれる』(エディション・ノルト、2016年)
  • 『ヒモとコーラ = String and Coke -太宰府の高松次郎-』(青土社、2014年)
  • 『カスババ』(大和プレス、2011年)
  • 『in my room』(蒼穹舎、2005年)
  • 『日常の変貌』(展覧会カタログ:群馬県立近代美術館、2004年)
  • 『手探りのキッス 日本の現代写真』(淡交社、2000年)(同名の展覧会カタログを一般図書として発売)

脚注

関連項目





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