高見山音頭とは? わかりやすく解説

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高見山音頭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 20:07 UTC 版)

高見山音頭
橋幸夫シングル
初出アルバム『翼 -60th Anniversary Premium Box-』
B面 土俵人生
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(MV-3030)
作詞・作曲 吉川静夫(作詞)
遠藤実(作曲)
橋幸夫 シングル 年表
昭和音頭
(1981年2月21日)
高見山音頭
さそい雨
(1981年10月21日)
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高見山音頭』は、1981年5月21日に ビクターより発売された橋幸夫の145枚目のシングル(MV-3030)[1]

概要

  • 作詞吉川静夫、作曲遠藤実による楽曲で、型番(MV)にもあるとおり「企画もの」で[2]、大相撲力士・高見山大五郎(後の十二代目東関親方)をとりあげたものである。高見山はハワイ・マウイ島出身で高砂部屋所属の人気力士であった[3]
  • 1960年7月5日『潮来笠』でデビューした橋は、恩師である佐伯孝夫の作詞、吉田正の作曲の楽曲を主に発表していたが、1960年代後半からは、作家のレコード会社専属制度も崩れたこともあり、様々な分野の作家との共演するようになった。
  • 1977年には、橋の最初の恩師である遠藤実に初めて楽曲制作を依頼し、遠藤の作詞作曲で『浅草人情』をリリースしている[2]
  • その後遠藤とは『秩父路』『大東京音頭』『街のコスモス』などで共演しており、本楽曲も遠藤の作曲である。
  • 橋は作曲家遠藤実の初期の弟子で、橋がビクター吉田正門下に移ってからも交流は続いており[4]、本楽曲リリース後もシングルやアルバムで共演、橋のデビュー30周年にあたっては遠藤、吉田、橋の3人で記念アルバム『翔(はばたく)』を制作している。
  • 楽曲の中では高見山も、はやし言葉で共演しており、ジャケットにも橋とともに写真が掲載されている。
  • 本楽曲には中山義夫の振付が分解写真で付属している。
  • 歌詞には高見山の愛称で出生名の「ジェシー」、日本への帰化後の本名である「渡辺大五郎」が登場する。
  • c/wの「土俵人生」は同じく作詞吉川静夫、作曲遠藤実の楽曲で、「高見山音頭」同様中山義夫振付が付属している。

収録曲

  1. 高見山音頭
    作詞:吉川静夫、作曲:遠藤実、編曲:池田孝春
  2. 土俵人生
    作詞:吉川静夫、作曲:遠藤実、編曲:池田孝春

共演

収録アルバム

  • 『翼 -60th Anniversary Premium Box-』Disc6「踊」(2020年12月、VIZL-1827)。

出典

  1. ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
  2. ^ a b 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 121頁参照
  3. ^ 『新訂現代日本人名録2002』第1巻 日外アソシエーツ編 ISBN 978-4-8169-1695-3、2002年/月 185頁
  4. ^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4、日刊現代(東京)2007/4 202-203頁



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