高瀬連隊区とは? わかりやすく解説

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高瀬連隊区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/21 15:44 UTC 版)

高瀬連隊区(たかせれんたいく)は、大日本帝国陸軍連隊区の一つ。1907年(明治40年)に設置され、熊本県の一部地域の徴兵召集等の兵事事務を取り扱った。1925年(大正14年)に廃止された。

沿革

日本陸軍の内地19個師団体制に対応するため陸軍管区表が改正(明治40年9月17日軍令陸第3号)され[1]、1907年10月1日、高瀬連隊区を新設し第18師管第24旅管に属した。その管轄区域は陸軍管区表(明治40年軍令陸第3号)により次のとおり定められた。管轄区域は久留米連隊区熊本連隊区から編入して形成された。

  • 熊本県
菊池郡鹿本郡玉名郡天草郡

日本陸軍の第三次軍備整理に伴い陸軍管区表が改正(大正14年4月6日軍令陸第2号)され[2]、1925年5月1日に高瀬連隊区は廃止された。旧管轄区域は熊本連隊区に編入された。

司令官

  • 島谷曠 歩兵少佐:1907年10月3日 - 1912年3月8日
  • 高崎喜惣 歩兵中佐:1912年3月8日 - 1914年5月11日
  • 梅津忠清 歩兵中佐:1914年5月11日 - 1915年8月10日
  • 古賀義勇 歩兵中佐:1915年8月10日 - 1917年8月6日
  • 坂初枝 歩兵大佐:1917年8月6日 - 1919年7月25日
  • 長束保 歩兵中佐:1919年7月25日 -
  • 志波敬高 歩兵大佐:不詳 - 1923年8月6日[3]
  • 大野要 歩兵大佐:1923年8月6日[3] -

脚注

  1. ^ 『陸軍軍戦備』57-58頁。
  2. ^ 『陸軍軍戦備』101頁。
  3. ^ a b 『官報』第3306号、大正12年8月7日。

参考文献




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