頭部炸薬の増量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 06:08 UTC 版)
安定器によって、九一式航空魚雷はさらに重い頭部を搭載することが可能になった。初期の九一式頭部と九一式頭部改1はそれぞれ、炸裂火薬量 149.5 kg(頭部重量 213.5 kg)を搭載しただけだったが、改2では炸裂火薬量 204 kg(頭部重量 276 kg)を搭載した。頭部改7は双発機搭載用で、炸裂火薬量 420 kg(頭部重量 526 kg)を搭載した。これらは、第2次大戦中に米海軍軍艦が防御装甲をどんどん強化してきたので、その装甲を貫通するように設計された。
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