青の稲妻とは? わかりやすく解説

青の稲妻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 04:41 UTC 版)

青の稲妻
任逍遥
監督 ジャ・ジャンクー
脚本 ジャ・ジャンクー
製作 市山尚三
リー・キットミン
製作総指揮 森昌行
定井勇二
ヘンガメ・パナヒ
ポール・イー
出演者 チャオ・タオ
チャオ・ウェイウェイ
ウー・チョン
撮影 ユー・リクウァイ
編集 チャウ・キョン
製作会社 オフィス北野
ビターズ・エンド
ルーメン・フィルムズ
Eピクチャーズ
公開 2002年5月23日(カンヌ国際映画祭
上映時間 112分
製作国 中国
日本
韓国
フランス
言語 中国語
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青の稲妻』(あおのいなづま、原題: 任逍遥)は、ジャ・ジャンクー監督・脚本による2002年の中国日本韓国フランス合作のドラマ映画である。第55回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にて上映された[1]

あらすじ

2001年の山西省大同市。19歳のビンビン(チャオ・ウェイウェイ)は仕事を失う。彼は恋人のユェンユェン(チョウ・チンフォン)とデートを重ねていたが、ユェンユェンが北京市の大学を受験することになる。2人はヴィデオ・ルームでリッチー・レンの「任逍遥」を歌う。ビンビンは北京市へ行くために兵役検査を受けるが、肝炎を患っていることが判明し、不合格となる。ビンビンはウー(ワン・ホンウェイ)から金を借りて、ユェンユェンに携帯電話を買い与える。

ビンビンの親友であるシャオジィ(ウー・チョン)は、アルコール飲料のキャンペーン・ガールを務めるチャオチャオ(チャオ・タオ)と出会う。チャオチャオはチャオサン(リー・チュウビン)というギャングと交際しているが、シャオジィはチャオチャオに惹かれていく。チャオサンと彼の部下から暴力を受けながらも、シャオジィとチャオチャオは結ばれる。チャオサンは交通事故で命を落とすが、チャオチャオはシャオジィのもとを去る。

ビンビンとシャオジィは銀行強盗を計画する。ビンビンは偽物の爆弾を胸に巻いて銀行へ入っていくが、すぐに逮捕される。銀行の外でバイクに乗って待機していたシャオジィは、その様子を見ると、現場を立ち去っていく。ビンビンは警察署に連行されて、警察官に何か歌うよう求められる。彼は壁の前に立ち、「任逍遥」を歌うのであった。

キャスト

  • チャオ・タオ - チャオチャオ
  • チャオ・ウェイウェイ - ビンビン
  • ウー・チョン - シャオジィ
  • リー・チュウビン - チャオサン
  • チョウ・チンフォン - ユェンユェン
  • ワン・ホンウェイ - ウー

評価

Metacriticでは、10件の批評家レヴューで平均値は61点だった[2]Rotten Tomatoesでは、27件の批評家レヴューで平均値は6.6点、支持率は63%だった[3]

脚注

  1. ^ Cannes: films of the day”. UniFrance (2002年5月23日). 2016年10月1日閲覧。
  2. ^ Unknown Pleasures”. Metacritic. CBS Interactive. 2016年10月1日閲覧。
  3. ^ Unknown Pleasures”. Rotten Tomatoes. Flixster. 2016年10月1日閲覧。

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