零相電流を利用した測定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/14 06:07 UTC 版)
漏れ電流測定 通常、クランプメーターで各線を一括して測定すると、指示値は0を表す。しかし、回路のどこかで漏電していた場合、零相電流が流れるので指示値は0以外の値になる。この現象を利用し、漏電の有無を調べることができる。これは、各地方の電気保安協会が各電力会社から委託される定期点検にも利用されている。 キュービクルでの利用 接地線を零相電流検出装置(ZCT)に通すことによって、漏電等が起きた時、即座に遮断器を解放できるようになっている。
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