陸棚波とは? わかりやすく解説

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陸棚波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 20:08 UTC 版)

陸棚波(りくだなは、: continental shelf wave)は、水深の浅い海域で発達し、陸を右に見る方向に伝播する波動のこと。 本州太平洋沿岸や日本海の沿岸では、台風低気圧の風によって海洋中に励起された陸棚波が非常にゆっくりとした速度で伝播し、数日経過してから潮位が上昇して浸水被害等が発生することがある[1]。 太平洋沿岸では東から西に、日本海沿岸では西から東に順次、潮位偏差の大きな地域が現れる。 1971年秋に本州南岸で大規模な異常潮位が発生し、この要因の一つに台風によって励起された陸棚波が考えられている[1]


  1. ^ a b 気象庁 | 潮汐・海面水位の知識 異常潮位”. www.data.jma.go.jp. 気象庁(一部改変). 2021年2月10日閲覧。


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