長徳院 (美濃市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/17 13:06 UTC 版)
長徳院 | |
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所在地 | 岐阜県美濃市松森1020 |
位置 | 北緯35度31分41.1秒 東経136度54分49.5秒 / 北緯35.528083度 東経136.913750度座標: 北緯35度31分41.1秒 東経136度54分49.5秒 / 北緯35.528083度 東経136.913750度 |
山号 | 松源山 |
宗派 | 曹洞宗 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 元禄14年(1701年) |
開山 | 龍泰寺25世透空正鱗 |
札所等 | 中濃八十八ヶ所霊場40番 |
長徳院(ちょうとくいん)は岐阜県美濃市松森にある釈迦如来を本尊とする曹洞宗の寺院で、山号は松原山。中濃八十八ヶ所霊場40番札所である。
創建年代不詳。松森山の麓に松鞍神社の社守を担っていた真言宗の宝泉庵が濫觴であったと伝わるが、時を経て庵は頽廃した。元禄14年(1701年)、その跡地に龍泰寺の孤峰祖白が寺を設け曹洞宗に改めて、松源山長徳院と名付けた。宝暦5年(1755年)に龍泰寺25世透空正鱗を開山として現在地に移転した。旧所在地は現在地より南東の長良川鉄道松森駅の西側にある寺洞遺跡の周辺とされる。
参考文献
- 岐阜県文化財保護センター 編『岐阜県古代・中世寺院跡総合調査報告書 第3分冊』岐阜県文化財保護センター、2023年、17頁。
- 美濃市 編『美濃市史 通史編下巻』美濃市、1980年、453頁。
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