金崎古墳群 (松江市)とは? わかりやすく解説

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金崎古墳群 (松江市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 09:11 UTC 版)

金崎古墳群
金崎古墳群 説明板と石碑
所在地 島根県松江市西川津町
位置 北緯35度29分21.5秒 東経133度04分12.7秒 / 北緯35.489306度 東経133.070194度 / 35.489306; 133.070194座標: 北緯35度29分21.5秒 東経133度04分12.7秒 / 北緯35.489306度 東経133.070194度 / 35.489306; 133.070194
規模 方墳3基・前方後方墳2基
出土品 鉄剣玉類
築造時期 5世紀
史跡 1957年(昭和32年)7月27日国指定[1]
地図
金崎古墳群
島根県内の位置
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金崎古墳群(きんざきこふんぐん)は島根県松江市にある古墳時代中期(5世紀)の古墳群。国の史跡に指定されている[1]

概要

本遺跡は、島根大学(松江市西川津町)北側の低丘陵上にある古墳群で、2基の前方後方墳と3基の方墳からなる。もともとは計11基からなる古墳群であったが、うち6基は団地造成工事により1963年(昭和38年)に消滅している。現存5基の古墳は、3つの山に分散して保存されており、周辺は住宅地となっている。1957年(昭和32年)7月27日に国指定史跡となった。ただし1997年(平成9年)3月6日付けで一部が指定解除されている[1]

1号墳

1号墳 須恵器
島根大学総合博物館展示。
  • 墳形:前方後方墳
  • 規模:全長32m、前方部長12m、前方部幅14m、前方部高1m、くびれ部幅10m、後方部長20m、後方部幅23.5m、後方部高3m。

2号墳

  • 墳形:方墳
  • 規模:一辺約10m、高さ約1m。

3号墳

  • 墳形:方墳
  • 規模:一辺20m、高さ2m。

4号墳

  • 墳形:方墳
  • 規模:長辺26.5m、短辺17m、高さ3m。

5号墳

  • 墳形:前方後方墳
  • 規模:全長22m、前方部長5m、前方部幅7.5m、前方部高1m、後方部長17m、後方部幅20m、後方部高2.5m。

6~11号墳

1963年(昭和38年)、宅地造成工事により消滅

文化財

国の史跡

  • 金崎古墳群 - 1957年(昭和32年)7月27日指定、1997年(平成9年)3月6日に史跡範囲の一部解除。

周辺

脚注

  1. ^ a b c 文化スポーツ部・文化財課 (2022年2月9日). “松江市所在の指定・登録文化財”. 松江市. 2022年5月17日閲覧。

参考文献

  • 松江市教育委員会・編『史跡金崎古墳群:昭和52年度環境整備事業報告書』松江市教育委員会発行 1978年

外部リンク



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