金子勝 (法学者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 金子勝 (法学者)の意味・解説 

金子勝 (法学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 07:50 UTC 版)

金子 勝(かねこ まさる、1944年1月16日[1]- )は、日本法学者立正大学法学部名誉教授。専門は憲法学政治学社会科学論。

来歴

愛知県出身。1966年、愛知大学法経学部法学科卒業。1968年、同大学院法学研究科公法学専攻修士課程修了。1971年、立正大学教養部講師、1976年助教授、1986年教授、1995年法学部法学科教授、2014年、定年退職、名誉教授

国民の「幸福」のために、世界と日本の憲法問題を科学的に解明するには、憲法学と政治学と社会科学が必要であるとの考えから憲法学、政治学、社会科学論を専攻し研究している。学部講義では法律学概説、現代時事問題を担当した。

人物

  • 大学時代に日本国憲法の礎である[要出典]憲法草案要綱」を作成した鈴木安蔵に師事。鈴木の遺志を継いで「憲法九条」を守る護憲平和運動を展開している。
  • 趣味は漫画落語。漫画は一つの文化、落語も日本の民衆の心の一表現であり、国民を知る上でも有意義であり、さらにその話術は講義に通じるものがあると語っている。
  • 九条の会」傘下の「九条科学者の会」呼びかけ人[2]、「世田谷・九条の会」呼びかけ人を務めている[3]

著書

単著

  • 『政治学の方法を考える』芦書房 1981
  • 『社会科学の構造』勁草書房 1986
  • 『日本国憲法の原理と『国家改造構想』』剄草書房 1994
  • 『社会科学の世界』剄草書房 1999
  • 『憲法の論理と安保の論理』勁草書房 2013

共著

  • 『やさしい憲法をお母さんへ』木村康子対話 自治体研究社 1988
  • 『おかあさんと語る教育基本法 子どもたちのすこやかな成長のために』木村康子対話 本の泉社 2003
  • 『憲法?』 木村康子共著 本の泉社 2006

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金子勝 (法学者)」の関連用語

金子勝 (法学者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金子勝 (法学者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金子勝 (法学者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS