身体への感受性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 08:07 UTC 版)
竹内敏晴は、人のからだの感じを自分のからだのことのように感じる力に長けていたという。たとえば声が詰まっている人のからだに接して、外側から見て判断するのではなく、どこがどう詰まっているのか、そのからだの感じを内側から感じて、その人にはたらきかけ、多くの人の声を見事に劈き、「声の産婆」と呼ばれた。また、人のからだの姿勢や動きを見事に真似し、その姿勢や動きの志向するものを自らのからだで感じ直して、指摘することができた。こうした人のからだを直に見取る力は「竹内レッスン」時に生かされた。
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