西導寺 (さくら市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/06 02:11 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動西導寺 | |
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所在地 | 栃木県さくら市氏家2550 |
山号 | 塩谷山 |
院号 | 養徳院 |
宗派 | 浄土宗 |
創建年 | 建久2年(1191年) |
開基 | 氏家公頼 |
歴史
1191年(建久2年)、氏家(宇都宮)公頼の開基である。公頼は氏家氏の始祖であり、当寺は氏家氏の菩提寺になっていた[1][2]。
現在の本堂は、1784年(天明4年)に完成した。下野国芳賀郡田野辺村(現・栃木県芳賀郡市貝町)の宮大工長野万右衛門によって建てられたものである[1][2]。
寺の隣には「定家地蔵」または「蔦地蔵」と呼ばれる石造の地蔵菩薩像がある。これは、公頼が藤原定家七回忌に定家の顔を模して作らせたものという。公頼の出自である宇都宮氏は歌人である定家との関係が深く、「宇都宮歌壇」を形成していた[2]。
交通アクセス
- 氏家駅より徒歩5分。
脚注
参考文献
- 栃木県歴史散歩編集委員会 編『栃木県の歴史散歩(歴史散歩9)』山川出版社、2007年
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