血管芽腫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/19 06:10 UTC 版)
血管芽腫(けっかんがしゅ、Hemangioblastoma)とは、主に成人の小脳、延髄、脊髄に発生する良性腫瘍である。名前のとおり血管性の構造からなる腫瘍であるが、出血することはまれである。良性ではあるが、急速に進行した場合には他の脳組織を圧迫したりして死に至る場合もある。 遺伝性疾患であるフォン・ヒッペル・リンドウ病(VHL)の患者には頻発するが、通常はまれな腫瘍である。
- ^ a b c “血管芽腫 hemangioblastoma,フォン・ヒッペル・リンドウ病 VHL”. 澤村豊. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “脳神経外科の病気:血管芽腫”. 徳洲会. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “血管芽腫”. 東京女子医科大学東医療センター脳神経外科. 2018年8月14日閲覧。
- ^ Lindsay, Kenneth W; Ian Bone; Robin Callander; J. van Gijn (1991). Neurology and Neurosurgery Illustrated. United States: Churchill Livingstone. ISBN 0-443-04345-0.
- 1 血管芽腫とは
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