血圧の判定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/04 08:46 UTC 版)
「ヘッドアップティルト試験」の記事における「血圧の判定」の解説
血圧の低下の仕方は様々であり、ヘッドアップ中からすでに血圧が低下するタイプ、ティルト後一旦血圧が低下した後回復するタイプ、ティルト中に徐々に下降するタイプ、突如低下するタイプなどが知られている。最低値で収縮期血圧30mmHg以上、あるいは拡張期血圧15mmHg以上の低下があった場合は起立性低血圧と判定する。また、持続的に血圧が低下するタイプの場合は収縮期血圧20mmHg以上、拡張期血圧10mmHgの低下で起立性低血圧と診断する。上記診断に当てはまらない場合も収縮期血圧が20~30mmHgの低下があった場合は起立性低血圧を強く疑い、その他の自律神経検査を追加する。
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