蓑衣渡の戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 14:53 UTC 版)
楚勇は桂林城で太平天国軍を打ち破ることに成功した。太平天国軍は全州に転進し、筏を作り湘江を下って長沙を奪取する構えをみせた。江忠源は劉長佑の計を用いて、蓑衣渡に陣を張り、河中に杭を立てた。河を下ってきた太平天国軍が蓑衣渡に至ると、筏は水中の杭に当たって破壊され、さらに楚勇が火を放った。二日間におよぶ激戦の結果、太平天国の南王馮雲山が戦死した。蓑衣渡での勝利は楚勇の名声を大きく高めることとなった。
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