分銅鎖
万力鎖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 14:43 UTC 版)
宝暦年間(1750年代)に「万力鎖」を発案した。これは長さ2尺3寸の鎖の両端に分銅を付けた捕縛用具で、正木流玉鎖、あるいは分銅鎖、正木鎖などともいう。分銅にはさまざまな形状があり、軽量で袖に入れて持ち歩ける。俊光はこの鎖の用法を研究して「守慎流」と称した。また、この鎖は秋葉権現から賜った秘器で、掛けておくだけで盗難・剣難除けの御利益があるとして、鎖を求所望する者のためにひとつひとつ祈祷して渡したという。
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