茶わんむしのうた
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茶わんむしの歌(ちゃわんむしのうた)は、鹿児島県の民謡、唱歌。
概要
茶碗蒸しを知らない飲食店の店主が客からの注文を『茶碗に付いた虫』と勘違いしたことから始まったやり取りが歌われている。
NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」でも歌われるなど、鹿児島を代表する歌の1つである。
来歴
1921年(大正10年)に、現在の霧島市立宮内小学校に勤務していた石黒ヒデが、学校対抗の学芸会で披露した劇「行きくれし旅の子」の劇中歌として作詞・作曲した[1]。
戦後になって、鹿児島の民謡の発掘・収集・普及活動に尽力した久保けんおが鹿児島市立天保山中学校在職中に採譜した。
アメリカの民謡、「ヤンキードゥードゥル」の替え歌であるとの説がある。
2018年(平成30年)、霧島市では霧島どんサポートの会とジミー入枝の協力により本楽曲を用いた「茶わんむし健康体操」を創作している[2]。
歌詞
一番は鹿児島県民に広く親しまれているが、曲の知名度に比べ、二番以降の存在はあまり知られていない。原曲は現在歌われているものとは若干異なる。
レコード・CD
- 宮原おさむ - 1970年代、シングル「茶わん虫の唄/さつま自慢ぶし(歌:上玉利三司)」。補詞・曲:久保けんお。マーキュリーレコード JP-8508-4[3]
- ニッチモ&サッチモ…+ - 1976年、シングル「茶わん虫のうた/十円もらって」。採譜・補詞・曲:中山大三郎。テイチクレコード BC-1001[4]。
- ジミー入枝 - 2008年、「ドゥーワップ・茶わん虫体操」としてアルバム『ドゥーワップ・ハンヤ 〜ドゥーワップ de 鹿児島民謡〜』に収録。
- そらのたかみ、初見和穂、まおん - 2016年、アルバム『Let's Go! おでかけヒットソング BEST50』に収録。
- おおたか静流、ラッキィ池田、ほのか、かいと - 2023年、アルバム『NHKにほんごであそぼ「るってめら〜 おおたか静流名曲集」』に収録。
脚注
- ^ 「茶わんむしのうた」について - 霧島市立宮内小学校、2015年1月29日閲覧。
- ^ 令和元年度霧島市青少年議会会議録、霧島市、2019年、23-24頁。
- ^ 宮原おさむ / 茶わん虫の唄 [7INCH]、 GADGET / Disque.JP - 2025年5月21日閲覧。
- ^ '76【EP】ニッチモ&サッチモ - 茶わん虫のうた *ご当地、音盤窟レコード - 2025年5月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 鹿児島の謎曲『茶わんのむしのうた』 県民はみんな歌える? なぜ「茶碗蒸し」と書かない? 調査した、ラジオ関西、2023年11月1日。
- ちゃわんむしの歌 - YouTube - 歌:村上留奈・中島まさる
- 鹿児島「茶わんむしの歌」の歴史・歌詞をジミー入枝が解説 DOO-WOPアレンジも!【ドゥーワップ・茶わんむしの歌】 - YouTube
- 霧島市茶わん虫健康体操(約4分) - YouTube(広報きりしまチャンネル)
- 霧島市茶わん虫健康体操(解説付き) - YouTube(広報きりしまチャンネル)
茶わんむしのうた
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「ヤンキードゥードゥル」の記事における「茶わんむしのうた」の解説
鹿児島県の童謡に「茶わんむしのうた」というものがあり、「ヤンキードゥードゥル」の替え歌といわれている。
※この「茶わんむしのうた」の解説は、「ヤンキードゥードゥル」の解説の一部です。
「茶わんむしのうた」を含む「ヤンキードゥードゥル」の記事については、「ヤンキードゥードゥル」の概要を参照ください。
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