興福院_(神奈川県箱根町)とは? わかりやすく解説

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興福院 (神奈川県箱根町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 07:45 UTC 版)

興福院こうふくいん
本堂
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根26
位置 北緯35度12分09.2秒 東経139度01分56.3秒 / 北緯35.202556度 東経139.032306度 / 35.202556; 139.032306座標: 北緯35度12分09.2秒 東経139度01分56.3秒 / 北緯35.202556度 東経139.032306度 / 35.202556; 139.032306
山号 瑞龍山
院号 興福院
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦三尊
創建年 天文年間(1532年 - 1555年
開山 融山
文化財 木造菩薩頭、木造普賢菩薩坐像(以上、神奈川県指定重要文化財)、千手観音立像(箱根町指定文化財)、賽の河原(箱根町指定史跡)
法人番号 9021005006030
興福院
興福院 (神奈川県)
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興福院山門

興福院(こうふくいん)は、神奈川県足柄下郡箱根町に所在する曹洞宗寺院

歴史

天文年間(1532年 - 1555年)、融山によって開山された。融山は箱根権現(現・箱根神社)の別当寺だった金剛王院東福寺の別当であり、金剛王院東福寺の支院として創建された。当初は真言宗の寺院であったが、いつごろかは不明であるが曹洞宗に転宗している[1]

明治初期の神仏分離及び廃仏毀釈により、箱根権現は箱根神社となり、別当寺だった金剛王院東福寺は廃寺となった。これにより金剛王院東福寺の寺宝は散逸したが、その一部は当院の所有となっている[1]

文化財

  • 木造菩薩頭(神奈川県指定重要文化財 昭和41年7月19日指定)[2]
  • 木造普賢菩薩坐像(神奈川県指定重要文化財 昭和41年7月19日指定)[2]
  • 千手観音立像(箱根町指定文化財 昭和46年3月31日指定)[3]
  • 賽の河原(箱根町指定史跡 昭和47年12月31日指定)[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年、256-257p
  2. ^ a b 神奈川県文化財目録(市町村別)神奈川県、112p
  3. ^ a b 箱根の文化財一覧箱根町

参考文献

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年



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