膳美郎女(かしわでのみのいらつめ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 01:41 UTC 版)
「日出処の天子」の記事における「膳美郎女(かしわでのみのいらつめ)」の解説
厩戸の3人目の妻。本作では知的障害を持った10歳未満の幼女として描かれる。元は浮浪児で、近隣の悪童たちの恰好のいじめの対象であり、ある日偶然厩戸がその場面に遭遇したことが2人の出会いである。以後、厩戸びいきの膳臣老人の養女という形式を踏んで厩戸の后となる。他の后2人と異なり、斑鳩宮で厩戸との同居を認められている。間人媛によく似た容貌を持つ。後に彼女に謁見した毛人は衝撃を受け、厩戸が無意識に母からの情愛を渇仰していることを知る。
※この「膳美郎女(かしわでのみのいらつめ)」の解説は、「日出処の天子」の解説の一部です。
「膳美郎女(かしわでのみのいらつめ)」を含む「日出処の天子」の記事については、「日出処の天子」の概要を参照ください。
- 膳美郎女のページへのリンク