美濃隕石とは? わかりやすく解説

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美濃隕石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 12:54 UTC 版)

美濃隕石(みのいんせき)は1909年明治42年)7月24日の午前5時44分頃、岐阜県美濃地方の現在の岐阜市美濃市関市山県市などの地域に落下した隕石雨である。南西から白煙をひく火球が目撃され、隕石の落下が目撃された。幅4km、長さ12kmの範囲の地域で29個の隕石が回収され、最大のものは4.04kg、トータルで14.29kgが回収された。L6に分類される普通コンドライトである。

当時の藍見村極楽寺に落下したものが藍見号/Aimi(藍見)と呼ばれ、他の各隕石にはAtobe、Hachiman、Hiromi、Itumi、Iwa、Izumi、Taromaruなどの名前がつけられ、ロンドン自然史博物館の隕石カタログに登録されている。4.04kgの藍見号は国立科学博物館に展示されている。

関連文献

  • 『隕石の見かた・調べかたがわかる本―藤井旭の天体観測入門』藤井旭 著(2010年)

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