紙屋正和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 02:04 UTC 版)
人物情報 | |
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生誕 | 1947年8月28日[1]![]() |
死没 | 2018年5月13日(70歳没)[2]![]() 肺炎 |
国籍 | ![]() |
学問 | |
学位 | 博士(文学)(九州大学) |
紙屋 正和(かみや まさかず[1]、1947年8月28日[1] - 2018年5月13日[2])は、日本の東洋史学者。専門は中国古代史、特に漢代の地方行政制度や郡県制の研究で知られる[3]。福岡大学名誉教授[2]。
経歴
鹿児島県出身[1]。1970年に鹿児島大学法文学部文学科[1]東洋史専攻を卒業後、九州大学大学院文学研究科史学(東洋史)専攻に進学。1974年に同大学院を修了し[1]、九州大学助手を経て、1976年より福岡大学に着任。講師、助教授を経て、1985年から福岡大学人文学部歴史学科教授を務めた[3]。
2008年、九州大学より博士(文学)の学位を取得。学位論文のタイトルは「漢時代における郡県制の展開」である[4]。
著書
- 『漢時代における郡県制の展開』(朋友書店、2009年)ISBN 9784892811210[3]
- 『漢代郡県制的展開』(朱海浜訳、復旦大学出版社、2016年)[5]
- 「前漢時代の郡国制と税役制度」『名古屋大学東洋史研究報告』第37号、2013年[5]
- 「後漢時代における地方行政と三公制度」『福岡大学人文論叢』第34巻第4号、2003年[5]
所属学会
脚注
外部リンク
- 紙屋正和のページへのリンク