米搗き車とは? わかりやすく解説

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こめつき‐ぐるま【米×搗き車】

読み方:こめつきぐるま

板の両側に車をつけ、それが回転する上の(きね)が米をつくように動く仕掛け玩具


米搗き車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 22:27 UTC 版)

米搗き車(こめつきぐるま)とは、江戸時代の木製玩具。水車などを活用した、米を搗く装置が玩具化されたものである。多くは引き車の形を成しており、車が回転すると、軸の部分に付属している突起が前方の杵を押し、交互に上下して動作するという仕組みになっている。

明治から大正にかけて、白木製の米搗き車が露店で販売されていた。全国でも製作されており、和歌山県徳島県では今なお郷土玩具として現存している。幼児の歩行を補助する為の手押し車は、米搗き車のシステムが応用されたものであると言われる。

参考文献

  • 斎藤良輔「郷土玩具辞典」(東京堂出版・1997年) 140頁


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