築山古墳_(糸島市)とは? わかりやすく解説

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築山古墳 (糸島市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/02 17:53 UTC 版)

築山古墳
所在地 福岡県糸島市三雲字寺口
位置 北緯33度32分19.62秒
東経130度14分41.34秒
形状 前方後円墳
規模 墳丘長60m
高さ8m
築造年代 4世紀末頃
被葬者 不明
出土品 土器埴輪
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築山古墳(つきやまこふん)は、福岡県糸島市三雲にある古墳古墳時代中期築造と推定される帆立貝式の前方後円墳である。墳丘はかなり削平されているが、かつては全長60メートルあったと推定され、斜面には葺石が施されている。前方部の長さ約15メートル、後円部の直径は約49メートル、高さ約8メートル。形の周濠が廻らされており、周濠を含むと全長は約105メートルとなる。墳丘上には十一面観音を祀る堂が建立されている。

北に約100メートル離れて、端山古墳(はやまこふん:前方後円墳、推定全長80メートル、古墳時代前期)が存在する。

これらの古墳は、細石神社の北東約200メートルの所にあり、さらに、北西約1キロメートルには平原遺跡がある。付近は魏志倭人伝伊都国の主要な地域と考えられている。 古墳に葬られた人物は、伊都国王に代わってこの地域を支配した、大和政権と深い関係を持つ豪族であろうと考えられている[1]。築山古墳、端山古墳とも、埋葬施設の発掘調査は未実施である。

脚注

  1. ^ 糸島市教育委員会

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