箸尾為憲とは? わかりやすく解説

箸尾為憲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/10/20 05:06 UTC 版)

箸尾 為憲(はしお ためのり、生年不詳 - 1439年?(永享11年)は、室町時代後期の人物。大和国人。箸尾為征の長男。箸尾宗信の兄。子に春代丸。幼名は次郎。

正長2年(1429年)、豊田中坊と井戸氏との争いに端を発し大和永享の乱が発生した。箸尾氏は越智維通と共に豊田側に与して筒井氏に対抗した。室町幕府が派遣した軍勢とも交戦したが、永享11年(1439年)、維通が大覚寺門跡義昭と共に討たれ、乱は終息した。越智側として討たれた箸尾次郎左衛門は為憲と言われているが、叔父の為量と言う説もある。

死後、子の春代丸が継いだが、嘉吉3年(1443年)、弟の宗信が春代丸を殺害して惣領の地位を奪った。





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