第45回ロンドン映画批評家協会賞

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第45回ロンドン映画批評家協会賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/25 01:34 UTC 版)

第45回ロンドン映画批評家協会賞
開催日	2025年2月2日
会場	ロンドン、メイ・フェア・ホテル（英語版）
国	イギリス
主催	ロンドン映画批評家協会
司会	マーク・カーモード
最多受賞者	『Nickel Boys』(2) 『教皇選挙』(2) 『リアル・ペイン〜心の旅〜』(2)
最多ノミネート	『ANORA アノーラ』(7) 『ブルータリスト』(7)
公式サイト	https://criticscircle.org.uk/
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第45回ロンドン映画批評家協会賞（だい45かいロンドンえいがひひょうかきょうかいしょう、45th London Film Critics' Circle Awards）は、2024年の映画を対象とした映画賞。2024年12月19日にノミネート作品が発表され、最多ノミネートは『ANORA アノーラ』『ブルータリスト』の7部門で、『教皇選挙』『Tサブスタンス』の6部門が続いた^[1]。授賞式は2025年2月2日にロンドンのメイ・フェア・ホテル（英語版）で開催され^[2][3][4]、批評家協会員（英語版）のマーク・カーモードが司会を務めた^[5]。最多受賞は『Nickel Boys』『教皇選挙』『リアル・ペイン〜心の旅〜』の3作品で、それぞれ2部門を受賞した。

受賞結果

部門賞

作品賞（英語版）	監督賞（英語版）
『ブルータリスト』 『私たちが光と想うすべて（英語版）』 『ANORA アノーラ』 『墓泥棒と失われた女神』 『教皇選挙』 『エミリア・ペレス』 『Kneecap』 『Nickel Boys』 『ノスフェラトゥ』 『サブスタンス』	ラメル・ロス（英語版） - 『Nickel Boys』 ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』 ブラディ・コーベット - 『ブルータリスト』 コラリー・ファルジャ - 『サブスタンス』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ - 『デューン 砂の惑星 PART2』
主演男優賞（英語版）	主演女優賞（英語版）
レイフ・ファインズ - 『教皇選挙』：トーマス・ローレンス枢機卿 エイドリアン・ブロディ - 『ブルータリスト』：ラースロー・トート ティモシー・シャラメ - 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』：ボブ・ディラン ダニエル・クレイグ - 『クィア/QUEER』：ウィリアム・リー コールマン・ドミンゴ - 『シンシン/SING SING』：ジョン・ウィットフィールド	マリアンヌ・ジャン＝バプティスト - 『Hard Truths』：パンシー ニコール・キッドマン - 『Babygirl』：ロミー・マティス マイキー・マディソン - 『ANORA アノーラ』：アノーラ デミ・ムーア - 『サブスタンス』：エリザベス シアーシャ・ローナン - 『The Outrun』：ロナ
助演男優賞（英語版）	助演女優賞（英語版）
キーラン・カルキン - 『リアル・ペイン〜心の旅〜』：ベンジー・カプラン ユーリー・ボリソフ - 『ANORA アノーラ』：イゴール ガイ・ピアース - 『ブルータリスト』：ハリソン ジェレミー・ストロング - 『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』：ロイ・コーン デンゼル・ワシントン - 『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』：マクリヌス	ゾーイ・サルダナ - 『エミリア・ペレス』：リタ・モーラ・カストロ ミシェル・オースティン（英語版） - 『Hard Truths』：シャンテル ダニエル・デッドワイラー - 『ピアノ・レッスン』：バーニース マーガレット・クアリー - 『サブスタンス』：スー イザベラ・ロッセリーニ - 『教皇選挙』：シスター・アグニス
脚本賞（英語版）	外国語映画賞
ジェシー・アイゼンバーグ - 『リアル・ペイン〜心の旅〜』 ショーン・ベイカー - 『ANORA アノーラ』 ブラディ・コーベット、モナ・ファストヴォールド（英語版） - 『ブルータリスト』 コラリー・ファルジャ - 『サブスタンス』 ピーター・ストローハン - 『教皇選挙』	『私たちが光と想うすべて（英語版）』 『墓泥棒と失われた女神』 『エミリア・ペレス』 『I'm Still Here』 『Kneecap』
ドキュメンタリー映画賞	ブリティッシュ/アイリッシュ作品賞（英語版）
『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』 『ダホメ（英語版）』 『Grand Theft Hamlet』 『Made in England: The Films of Powell and Pressburger』 『Super/Man: The Christopher Reeve Story』	『教皇選挙』 『Bird』 『Hard Truths』 『Kneecap』 『Love Lies Bleeding』
ブレイクスルー演技賞	フィリップ・フレンチ賞 （ブリティッシュ/アイリッシュ・ブレイクスルー映画製作者賞）
マイキー・マディソン - 『ANORA アノーラ』：アノーラ マリサ・アベラ（英語版） - 『Back to Black エイミーのすべて（英語版）』：エイミー・ワインハウス ニキヤ・アダムズ - 『Bird』：ベイリー カルラ・ソフィア・ガスコン（英語版） - 『エミリア・ペレス』：エミリア・ペレス メイジー・ステラ（英語版） - 『マイ・オールド・アス 2人のワタシ（英語版）』：エリオット	リッチ・ペピアット（英語版） - 『Kneecap』 ルナ・カームーン（英語版） - 『Hoard』 ナパシュ・ハーリド - 『In Camera』 エイミー・リプトロット（英語版） - 『The Outrun』 デーヴ・パテール - 『モンキーマン』
ブリティッシュ/アイリッシュ演技賞（ボディワーク）	ブリティッシュ/アイリッシュ演技賞
シアーシャ・ローナン - 『The Outrun』：ロナ、『ブリッツ ロンドン大空襲』：リタ シンシア・エリヴォ - 『ウィキッド ふたりの魔女』：エルファバ・スロップ（英語版）、『Drift』：ジャクリーン・カマラ マリアンヌ・ジャン＝バプティスト - 『Hard Truths』：パンシー、『ブック・オブ・クラレンス 嘘つき救世主のキセキ（英語版）』：アミナ ニコラス・ホルト - 『陪審員2番』：ジャスティン・ケンプ、『ノスフェラトゥ』：トーマス・ハッター（英語版）、『The Order』：ロバート・ジェイ・マシューズ（英語版） ジョシュ・オコナー - 『墓泥棒と失われた女神』：アーサー、『チャレンジャーズ』：パトリック・ズワイグ、『Lee』：アントニー・ペンローズ（英語版）	ニキヤ・アダムズ - 『Bird』：ベイリー エリオット・ヘファーナン - 『ブリッツ ロンドン大空襲』：ジョージ ラフィー・キャシディ - 『ケンスケの王国（英語版）』：ベッキー、『ブルータリスト』：ジョーフィア ダン・ハフ - 『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』：アント アリーシャ・ウィアー（英語版） - 『リトルハンプトンの怪文書（英語版）』：ナンシー、『アビゲイル』：アビゲイル、『Buffalo Kids』：マリー
アニメ映画賞	ブリティッシュ/アイリッシュ短編映画賞
『ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!（英語版）』 『Flow』 『インサイド・ヘッド2』 『かたつむりのメモワール（英語版）』 『野生の島のロズ』	『Wander To Wonder』 - ニーナ・ガンツ（英語版） 『Iranian Yellow Pages』 - アンナ・スノーボール 『Karavidhe』 - オーエン・ドラン 『Push』 - エリー・コンドロン 『We Beg to Differ』 - ルアイリ・ブラッドリー
技術功績賞（英語版）
ジョモ・フレイ（英語版） - 『Nickel Boys』：撮影 マニー・シヴェリオ、クリストファー・コロンボ、ロベルト・ロペス - 『ANORA アノーラ』：スタント アンガス・ビッカートン - 『ビートルジュース ビートルジュース』：視覚効果 ジュディー・ベッカー（英語版） - 『ブルータリスト』：美術 アリアンヌ・フィリップス - 『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』：衣装デザイン ニック・エマーソン - 『教皇選挙』：編集 ポール・ランバート - 『デューン 砂の惑星 PART2』：視覚効果 クレモン・デュコル（英語版）、カミーユ - 『エミリア・ペレス』：音楽 ジェアリン・ブラシュケ - 『ノスフェラトゥ』：撮影 ステファニー・ギヨン、ピエール＝オリヴィエ ペルナン - 『サブスタンス』：メイクアップ

特別賞

• ディリス・パウエル賞 - ダニエル・クレイグ^[6]
• デレク・マルコム賞 - ゾーイ・サルダナ^[7]

出典

1. ^ “London Critics' Circle Film Awards - On Thursday, Britain's leading film critics confirmed their nominees before the Feb. 2 ceremony at London's May Fair Hotel.”. hollywood reporter (2024年12月19日). 2025年1月11日閲覧。
2. ^ “‘The Brutalist’ Takes Top Honor at London Critics’ Circle Film Awards, Zoe Saldaña Wins Best Supporting Actress for ‘Emilia Pérez’”. Variety (2025年2月2日). 2025年2月2日閲覧。
3. ^ “‘The Brutalist’ Wins Film Of The Year At London Film Critics’ Circle”. Deadline (2025年2月2日). 2025年2月2日閲覧。
4. ^ “The Brutalist wins best film at London Critics’ Circle awards”. The Guardian (2025年2月2日). 2025年2月2日閲覧。
5. ^ Cline, Rich (2024年12月19日). “'The Brutalist' and 'Anora' lead nominations for CC Film Awards”. London Film Critics' Circle. 2025年1月22日閲覧。
6. ^ “Daniel Craig to Receive London Film Critics’ Circle Top Honor”. Hollywood Reporter (2025年1月8日). 2025年1月11日閲覧。
7. ^ Cline, Rich (2024年12月20日). “Zoe Saldaña to Receive Innovation Award at CC Film Awards”. London Film Critics' Circle. 2025年1月22日閲覧。

外部リンク

• 公式ウェブサイト（英語）