第1航空機動旅団 (ドイツ連邦陸軍)とは? わかりやすく解説

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第1航空機動旅団 (ドイツ連邦陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/14 07:58 UTC 版)

第1航空機動旅団
創設 1997年4月3日
所属政体 ドイツ
所属組織 ドイツ連邦陸軍
部隊編制単位 旅団
所在地 ヘッセン州フリッツラー
上級部隊 航空機動作戦師団

第1航空機動旅団(だい1こうくうきどうりょだん、ドイツ語Luftbewegliche Brigade 1)は、ドイツ連邦陸軍旅団の一つ。ヘッセン州フリッツラーに所在するフリッツラー陸軍飛行場に旅団司令部を置く。

目次

任務

航空機動旅団は航空機動作戦の枠組みにおいて計画・準備し、作戦を実行する。旅団は介入戦力や安定化戦力などに自由に指定され運用される。特殊作戦師団が実施する捜索救難作戦(OSAR)のために保有する航空部隊を派出し支援する。旅団が保有する猟兵連隊は、他の機械化歩兵部隊や機甲部隊の追加支援なしで即応性の高い任務に対応出来るよう、旅団独自の歩兵部隊として運用される。

部隊編制

  • 司令部中隊 在フリッツラー陸軍飛行場
  • 第1猟兵連隊 在シュヴァルツェンボルン
  • 第10輸送ヘリコプター連隊「リューネブルク」 在ファスベルク(NHI NH90
  • 第26攻撃ヘリコプター連隊「フランケン」 在ロートMBB Bo 105ユーロコプター ティーガー
  • 第36攻撃ヘリコプター連隊「クールヘッセン」 在フリッツラー(MBB Bo 105、ユーロコプター ティーガー)

歴史

1995年の「新任務のための新陸軍」による連邦軍改革の一環として新旅団が構想され、ホンベルクの第5装甲擲弾兵旅団と陸軍航空隊が合併して1997年にフリッツラーにて第1航空機械化旅団が新編される。以降、旅団は大規模災害対処や国外での人道支援などの任務に参加している。2007年に第1航空機動旅団に改称した。新名称は支援旅団から高機動戦闘旅団として発展したことを反映している。

歴代旅団長

氏名 着任 離任
1 ディーター・ブッデ陸軍大佐
de:Dieter Budde
1997年4月3日 1999年4月
2 ラインハルト・カマラー陸軍大佐
de:Reinhard Kammerer
1999年4月 2002年9月
3 ヴェルナー・フリエルス陸軍大佐
de:Werner Freers
2002年 2002年
4 ラインハルト・ヴォルスキー陸軍大佐
de:Reinhard Wolski
2003年 2003年8月4日
5 フォルカー・ハルバウアー陸軍大佐
de:Volker Halbauer
2003年8月4日 2008年12月5日
6 ユルゲン・ゼッツァー陸軍大佐
de:Jürgen Setzer
2008年12月5日   

脚注

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